簡単解説、比較だけでなく、これまでの経験を基に8社(BoTトーク、まもサーチ2、どこかなGPS2、みてねみまもりGPS(第3世代)、みもりGPS、conecoコネコ、みまるく、アミューリンク)の製品を比較し、その中から当サイトのおススメを決定しました。
子供が小学生になって行動範囲が広くなったので、位置情報を得たい、追跡したいと考える機会が多くなったのではないしょうか?
子供にGPSを持たせることで、スマホのアプリで手軽に位置を確認できるようになりました。しかし、みまもり用GPSは、沢山の種類があり口コミや評判も気になりますよね?
また実際に使用したレビューも記載していますので、子供見守り用GPSを検討されている方は、是非最後まで御覧ください。
位置情報がスマホでわかる小型GPS
私の子供は小学1年生になってから、一人で行動する機会が急に増えました。自宅から学校、学校から学童、そして習い事の往復と、子供の成長とともに行動範囲も一気に広くなり親としては不安に思う機会が多くなってしまいました。
そのような日々の中で、「ちゃんと学校に着いたかな?」「無事に学童まで行けたかな?」「今どこにいるのかな?」と気にしたことはないでしょうか?
この心配と不安を何とか解消できないかな?と色々検索してたどり着いたのが、今回ご紹介する小型GPSです。
GPSと聞くと高価そう、操作が難しそう、面倒な契約がありそうなど、わからないことだらけで逆に不安になってしまいますよね。でもこの小型GPSは簡単で誰にでも使えるようにできており、本体をスマホに登録し、あとはそれを子供に持たせるだけで子供の現在地が確認できるんです。
私は2020年に1年ほど、「GPS BoT(第一世代)」を使用、2021年からは「まもサーチ2」を使用していますので、その経験を基にレビューさせていただきました。また最近は類似商品も増えてきましたので、各社の特徴を比較し、最後に当サイトでのおススメを紹介し、そしてレビューをさせていただきます。
この記事を最後まで読んで頂くことで、
- 小型GPSとは何か?
- どんな機能があるのか?
- 価格やランニングコストは?
- 各社でどのような差があるのか?
- おススメの小型GPSはどれか?
がわかりますので、是非参考にしていただければと思います。
GPSとは?

最初にGPSとは、人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムのことで、航空機、船舶、車のカーナビゲーションに搭載されています。
スマホにも搭載されていますのでマップ機能を使うことで、迷うことなく目的地に到着することができますね。このGPSを小型のケースに搭載したものが小型GPSで、これを持つことで現在地を知ることができます。
小型GPSの機能
小型GPSには子供を見守りたいママとパパが欲しい機能が沢山あり、各社の特徴もそれぞれです。しかし、これだけは欲しい、これはあれば便利、という機能はしっかり抑えておきたいので、ここでは主な機能を紹介します。
位置情報を見る

子供の居場所をスマホから確認することができます。GPS、Wi-Fi、基地局情報から測位するので、高精度で位置情報を得ることができます。
移動履歴

子供が今どこにいるのか?現在地を知ることはもちろんですが、移動の履歴を確認することもできます。
アプリの地図上に軌跡が表示されますので、寄り道していないか、いつものルートを外れていないかなど、ママとパパが気になる子供の行動を確認できますし、数日であれば過去に遡って確認することも可能です。
エリア通知

学校、学童、塾、習い事など、あらかじめ設定しておいたエリアを出入りするとママとパパのスマホに通知が届きます。エリアの設定は拠点から半径何mといった設定ができます。学校に到着した、塾に到着したなど通知が届きますので、何度もスマホをチェックする必要がありません。
管理者数、本体登録台数

ママとパパだけでなく、おじいちゃんとおばあちゃんなど家族みんなのスマホから見守ることが可能です。また本体台数を増設することで子供一人分だけではなく、兄弟姉妹をそれぞれ登録することもできます。
またランドセルと塾用のカバンに1つずつ入れておくなども可能ですので、複数台の小型GPSを家族みんなのスマホで管理することができます。
使用可能時間

小型GPSはバッテリーで動作しているため、充電が必要です。近年発売された商品は改良されて使用時間が格段に伸びていますが、1回のフル充電でどのくらい使用できるのかは機種によって異なるのでしっかり確認すべき重要な情報のひとつです。
残量低下通知

小型GPS本体のバッテリー残量が少なくなると、スマホに通知が届きますのでバッテリー切れの心配もありません。
バッテリー優先モード

アプリの地図上に表示される現在地は一定の間隔で更新されています。更新頻度を優先すればリアルタイムの情報を得やすくなりますが、バッテリーを早く消費してしまいます。
バッテリー優先モードは更新の頻度は減りますが、バッテリーの消費電力を抑え、長持ちさせることができます。
現在地発信

小型GPS本体のボタンを押すことで、現在地をママとパパのスマホに通知することができます。いまここにいるよ!と伝わることで安心にもつながりますし、防犯対策にも活用できます。また学校や塾の帰りに「迎えに来てほしい!」などの連絡用としても利用できます。
現在地発信は、ボタンを1回押した時、「お迎えに来てね」という合図とし、習い事の帰宅時間連絡用としています。
また2~3回連続で押した時は、「至急連絡がほしい」ということにしています。これは多用しないようにと決めていますので、まだ2回連続で押されたことはないですが、こちらから学童や塾の先生に電話連絡して子供とつなぐという様に決めています。
8社の機能を比較
この記事を作成するに当たり、今回は8つの小型GPSを比較してみました。
2022年のトレンドとしては、BoTトークやアミューリンクのように双方でボイスメッセージのやり取りができるGPSが登場していることです。
本ブログでは現在地発信ができる機種をおススメしていますが、今後はメッセージのやり取りができる機種が主流になってくる可能性がありますね。
GPS BoT (第2世代モデル)、BoTトーク
- 「BoTトーク」新登場!
- 現在地発信機能は無いが、BoTトークはボイスメッセージ送受信可能。
- 本体価格は同額、GPS BoT:5,280円(税込)、BoTトーク:5,280円(税込)。
- ランニングコスト月額、GPS BoT:528円(税込)、BoTトーク:748円(税込)。
- GPS BoTは価格、機能ともに「スタンダードな一品」とういう印象だが、BoTトークは双方でのやり取りが可能であるため、有力な一品となる可能性が高い。
まもサーチ2
- 特徴や機能は標準的。
- 現在地発信機能あり。
- GPS本体は、5,980円(税込)。
- ランニングコストは、月額528円(税込)。
- 年間契約で5,500円(税込)を一括払いすると、1ヶ月あたり458円(税込)。
【新発売】どこかなGPS2
- 2022年12月「どこかなGPS2」新登場!
- 本体の重さは従来の約2倍、サイズは一回り大きくなったが、1回充電で最大で1.5ヶ月使用可!
- 2周波GPSへの対応により、測位精度が向上。
- 現在地発信機能あり。
- GPS本体とスマホが一定距離離れるとスマホにお知らせする機能(迷子防止)、乗り物検知機能も搭載。
- 従来の2年契約が無くなり、使いやすくなった。
- GPS本体は、7,480円(税込)。
- ランニングコストは、月額528円(税込)。
- 2023年1月現在、6ヶ月無料キャンペーン実施中!
【発売予定】みてねみまもりGPS(第3世代)
- 2023年3月「みてねみまもりGPS(第3世代)」新発売!
- バッテリー改善、1回の充電で最大2.0ヶ月使用可能!
- 従来には無かった、現在地発信機能を搭載。
- 本体は4色から選択可能、歩数計機能あり、移動履歴保存3ヶ月(他社は1~2週間程度)。
- GPS本体は、セール限定価格5,280円(税込)。
- ランニングコストは、月額528円(税込)。
みもりGPS
- 標準的な特徴と機能は抑えつつ、その他の機能も搭載。
- 現在地発信機能あり。
- 音声メッセージ機能は、アプリで録音したママとパパの声を音声メッセージとして子供に送信することができる。
- GPS本体が見当たらないとき、スマホのアプリでGPS本体の音を鳴らして探すことができる。
- GPS本体は、8,580円(税込)。2023年1月22日までキャンペーン有!
- 必要な機能は抑えているが、ランニングコストが月額748円(税込)とやや高め。
coneco コネコ
- メッセージの相互送信が可能。(親からはメッセージ入力可能、子供からは定型文の送信のみ)
- GPS本体は、19,800円(税込)と高過ぎる。
- ランニングコストは、月額480円(税込)と若干安め。
- 本体サイズが、43mm × 106mm × 16mm、質量が64gとやや大きめ。
- バッテリーはカタログ値で4日(条件あり)。実力はもっと短くなると考えられるので、今後に期待。
みまるく(2023年4月サービス終了予定)
- 回線はDoCoMoのLTE を採用しており、位置情報を正確にかつ使い慣れたGoogle Mapで把握できるのは魅力的。
- 移動履歴、設定エリアの出入り通知、複数人での見守りなど、必要最低限の機能はカバー。
- お知らせボタン付き搭載で、一方的な見守りではなく、相互やり取りが可能。
- GPS本体は、6,820円(税込)。ランニングコストは、月額462円(税込)で初月無料。
アミューリンク
- あの世界のソニーが開発した家族見守りGPS
- 特徴や機能は他社と比較しても標準的。
- 双方でボイスメッセージの送信可。(トランシーバーのような感覚?)
- GPS本体は、5,980円(税込)。
- ランニングコストは、月額748円(税込)。
- お試しで使えるレンタル30泊31日は、3,980円(税込)。
コレに決めた!
子供みまもり用小型GPSを8社比較しましたが、2023年1月現在、各社の特徴や機能が横並びになってきている印象を受けます。また、ランニングコストも同様に月額500円前後に落ち着きつつあります。
おススメはこれ!
その中で私が決めたのおすすめ
第1位は、「まもサーチ」
当初は、特徴、機能、現在地発信機能の有無、ランニングコストを含め、非常にバランスが取れた「まもサーチ2」をおススメしていたのですが、相互ボイスメッセージの「BoTトーク」、「アミューリンク」も魅力的です。
みまもりGPSを使用していると、「現在地把握だけでは物足りない」といったシーンも少なくは無いので、月額約200円位の差なら…というのであれば、ボイスメッセージ機能付きを選ばれる方が良いと思います。
まもサーチ2 vs みまるく 徹底比較
今回おすすめとさせていただいた「まもサーチ2」ですが、同様の機能を有する「みまるく」と徹底比較しどちらが良いのか評価してみました。
評価結果も是非参考にしていただけると嬉しいです。
